JWCADで建物図面と各階平面図の作り方

下記サイトを参考に作成しました。2022年現在はHPがなくなっています。

柏木測量事務所のホームページ
1)JWWで建物登記図面を作成しよう!
2)建物図面の作成
3)各階平面図の作成

代わりの参考ページです。
https://dore.syoutikubai.com/kihonsettei.html
Jwcad初心者入門

JWCADは操作の癖が凄いので線を書く、消す、移動させるだけでも大変でした。
左クリックで選択し右クリックで決定とかあります。

参考にしたサイトではJWCADの細かい使い方の説明がなかったのでそこを書こうと思います。
※必ず上記の参考サイト1)は読んで設定してください。1ヵ所でも抜かすと図面が作れません。

相談と修正で法務局には全部で4回行きました。
手間と時間がかかりますが10~15万円浮くなら作っちゃおうぜっ!

建物図面の作成

私の場合、測量図に座標が書いてあったので参考サイト2)通りに事が進みました。方位も自動で入りました。

境界点がプロットされたとこから先が意味が解らなく試行錯誤したところです。

拡大縮小
Ctrl+マウスのホイールで拡大縮小ができます。ただフォトショとかと違い癖があります。

レイヤ

右側にある赤い四角で囲まれたやつと、その隣の赤い丸で囲まれたやつがレイヤーです。
今回は赤い丸の方のパレットしか使いません。
・右クリックでレイヤの決定。(数字、アルファベットが非表示のものに決定すると非表示が表示にかわります。)
・フォーカス済みの数字、アルファベットで右クリックを押すとレイヤ一覧になります。
・左クリックで表示、非表示ができます。

1.レイヤ①で敷地の境界点のプロットをします。

2.レイヤ②にしプロットどうしを線で結びます。

線は斜めの線のアイコンです。
プロットの近くで右クリックし次のプロットの近くで右クリックを押すとプロット間の線が引けます。全部繋げて囲います。

3.レイヤ③にし1/500の公図をスキャンし取り込みます。
配置方法はJWWのメニュー左上にある「編集」→「画像編集」を押すと、左上に「画像挿入」ボタンが出るので押します。
スキャンしたデータを選ぶと取り込めます。

4.公図を先ほど作った土地に合わせレイヤ④にし、周りの土地を線でなぞります。
線の色を変えてもいいのですがレイヤ③を非表示にしたり表示したりで、線が引けているか見てもいいです。
周りは隣接地と道路がわかる程度で問題ありません。

5.レイヤ③を非表示に、レイヤ⑤を選択し自分の土地に建物を書きます。
まずは、空いているところに建物を書きます。
線を選択し左上の「水平・垂直」にチェックをして「寸法」を入れます。
左クリックしたところが基点となり次に左クリックしたところが終点になります。

6.家の形ができたら、方位とレイヤ②、④を選択し回転をかけて家の位置に持っていき配置します。
選択方法は左のメニューにある「範囲」を押し、基点を右クリック、終点を左クリックで範囲内の選択ができます。

次に左のメニューから「移動」を選びます。回転は上にある「回転角」に数字を入れて微調整してください。
次にクリックしたところに配置されますが、移動状態が続くので決定したら「範囲」とか何か押すと移動状態が解除されます。

7.道路から家までの距離と周りの地番をいれます。
道路から家までは設計時にもらっている平面図に書かれている寸法を入れます。
どこでもいいので家の角三か所から道路までの距離を書きます。
寸法線は線を選び上にあるバーの破線と寸法にチェックをいれます。
破線のところを数回クリックすると線の左右に矢印が付きます。
「<-->」こんな感じです。

家の角から寸法をひきますがほとんどの場合、実際の寸法と若干違う数字になってしまうので文字を選択して実寸を入れてください。

↑の場合は敷地内に寸法が入らないため寸法線の端から線を足し、文字を敷地外に移動して書きました。
地番も入らなければ矢印を引っ張って入れてください。
道路部分には道路、周りの敷地には地番すべてを書きます。
たまに地番がないところがあるので法務局で記載がなくていいのか確認してください。

各階平面図の作成

1.平面図の線を書きます。
縮尺が1/250を確認し線を選択します。
左上の「水平・垂直」にチェックを入れ上の寸法をいれます。
小数点第2位以下を入れると始点と終点が合わないことがあるので、小数点第2位以下は切り捨てて始点と終点がピッタリいくように紙にでも書いておくといいです。

2.寸法と求積表の作成をします。
下記ページの通り作成すると一瞬で作成できます。
http://www4.plala.or.jp/kashi-soku/jww_3.html
この方法でできない場合は問題があります。

問題1.始点と終点がくっついていない場合。
当然、隙間が空いていれば求積はできません。

問題2.ツールのおいてある場所が違う、もしくはツール自体がインストールされていない。
下記ページの通りちゃんとインストール、配置を見直してください。
http://www4.plala.or.jp/kashi-soku/

これで寸法と求積表ができますが小数点第3位まで計算しないと床面積が合いません。

3.寸法と床面積を修正する。
寸法を小数点第3位までにします。
文字を選択して寸法を修正するだけです。
その際、文字と線が重なったりしてしまうことがあるので文字の位置を少しずらしてみたり、少し小さくしたり建物の内側に移動したりして見やすくします。

求積表も小数点第3位までにし、建築確認申請書と同じ面積になるように計算しなおします。
掛け算と足し算なので特に問題はなくいくと思います。

2F階段部分は床面積に入らないことがあります。
私の場合2Fの階段の壁が天井までなく(腰の高さ)床面積に入らないということでした。
法務局で聞くのがいいですが図面だけではちゃんとした説明ができないため2Fの階段の写真を持っていくといいです。

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